昨年9月から保育園で子の慣らし保育が始まり、10月から仕事に復帰しました。昨年の仕事復帰から1年が経ちました。在宅勤務、病児保育、子育てSOSの利用でとても助かっています。

2011年に第1子を千葉県で出産し、仕事復帰後、当時は在宅勤務が無給扱いで。民間の病児保育に預けると1日で1万円以上かかるため利用しない。高崎市のような子育てSOSサービスもありませんでした。「在宅勤務が誰でも利用できて、給料がもらえて、週に数回オフィスに出勤するという生活スタイルがいいな」と当時は夢みていたものでした。
時が経って今では在宅勤務ができるようになり、とても助かっています。最近では共働き夫婦の「時間貧困」という言葉も聞かれるほどですが、在宅勤務ができれば通勤時間がかかりません。在宅勤務の昼休みに家事や用事を済ませることもでき、何より体力を温存できます。在宅勤務のおかげで平日は体力を温存し、週末は子どもと一緒に思いっきり遊べるという余裕が生まれました。

また、高崎市では病児保育を1日2千円で利用できることも助かっています。これまでに20回以上は利用しました。子が病気にかかって保育園に行けず、夫婦が仕事を休めない時に、頼れる親戚も近くにいないため、病児保育を利用しています。前夫との結婚生活では、子ども2人が病気にかかって保育園を休むたびに、夫婦のどちらが仕事を休むのかと(大半は私でしたが)喧嘩になったものでした。

そして、高崎市の子育てSOSでは、未就学児がいる家庭で1時間250円で家事のお手伝いを利用できます。子育てSOSを週に一度利用し、水回りの掃除(風呂、洗面所、トイレ、キッチン)、床の掃除、洗濯物を畳む、野菜のカットなどをヘルパーさんにお願いしています。掃除をしなければいけないというプレッシャーから解放され、綺麗で気持ちよく過ごせるので心身ともに助かっています。
昨年は約10年ぶりの出産で、10年前と比較して受け取るお金も増えていてビックリしました。妊娠・出産で合わせて10万円の支給、出産一時金の増額、育児休業給付の増額、無料で受けられる予防接種が増えたことなどです。10年前はロタウイルスの予防接種が無料ではなく、1回1万5千円を3回×2人分が自費(9万円)ということが普通でした…10年経てば受け取る恩恵が多くなっていて驚きました。

さらに、高崎市に住んでいて有り難いと思うのは、子どもが屋内で遊ぶ施設も充実していて無料だったり、安かったりすることです。児童センター、少年科学館、遊び場が併設されているマクドナルドなど、暑い季節には助かります。千葉県に住んでいる時にはそのような施設が近くに無く、有料の屋内の子どもの遊び場で遊ばせていて、30分間で1人500円かかるなどお金が消えていったものでした。高崎市はまた屋外の公園も広く、遊具も充実していて混んでいないため、素晴らしいと思います。

高崎市は子育て支援が充実していて、物価も安く、ゆったりとした気持ちで生活でき、今の生活がすっかりと気に入っています。子育てをするには心身ともに余裕が大事だと、改めて気が付きました。








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